作者:いちのさん | |
ツクール:2000 | |
作者コメント: ブライアンは苦悩している。 彼はアレックスの仲間に加わる為に自己PRを続けているのだが、お祈りされる毎日。 パーティに加入することを頑なに拒絶されてしまう。 たまに話をしてくれても、アレックスは難解な単語を並べるばかりで、 語彙力の貧困なブライアンには罵倒されているよう思えた。 俯き、下唇を噛み、眉を顰め呟く。 「どうすれば、アレックスは振り向いてくれるのだろうか?」 彼の"構手世覇気"(カマッテヨオーラ)が臨界点に達した時、足は自然と教会へと 動いていた。 この教会は、町外れに位置するのでとても閑静であり、それでいて厳粛な ふいんき(←何故か変換できない)を纏っている。所々痛んでいる大きな木製の扉や、 石造りの外壁は、その教会が古い歴史を持つことを覗わせている。 ブライアンはその扉の前に立つと、軽く息を吐いてからノックをした。 コン、コン。 周囲に響き渡るノック音。 その後まもなく、教会の中から軟らかい女性の声が聞こえてきた。 「どうぞ、入ってください」 ゆっくりと扉を開けるブライアン。その後、彼の眼に写るのは 教会の中に佇む、一人の眼鏡をかけた女性だ。 彼女が先程の声の主であり、この教会をたった一人で任されているシスターデイジーだ。 「何の御用でしょうか?」 デイジーは優しく、ブライアンに微笑みを向けた。 この笑顔が、デイジーという人物が 美しく、清純であり、人々を愛していることを証明している。 「相談があるんだ。どうすれば、アレックスの仲間に入れてもらえると思う?」 顎に手を添え、空を見つめるデイジー。 彼女の目には何が写るのだろうか? 「そうですね……。全裸になってアレックスに見せ付けながら、 やらないか。と、囁くのは如何でしょう?」 その言葉を聞いたブライアンは悲痛な顔をして首を左右に振った。 「ダメなんだ。それはもうすでに試した」 「では……、うん。あの娘を紹介しましょう」 「あの娘?」 「齢10数にして伝説の聖剣をtktkした刀匠のたった一人の弟子。亡き師匠の跡を継ぎ、 数々の名剣を鍛え、その武器に因み、 人々に"祝福された武器(ウェポンブレス)"と呼ばれるようになった娘」 ブライアンはデイジーの言葉を一つずつ反芻する。 ウェポンブレスと呼ばれる鍛冶師に会えばアレックスの仲間に入れてもらえるのか? 「……ウェポンブレス。彼女に会ってどうしろと?」 「きっとアレックスがブライアンさんを仲間にしない理由は、ブライアンさんが弱いからです。 でも地道なLvアップは面倒臭がりで愚鈍なブライアンさんには無理でしょう? だから、彼女に攻撃力999のブライアン専用武器をtkってもらうのです。 Lv1でも攻撃力999の武器を装備すれば、アレックスはブライアンさんに土下座して 仲間になってくださいお願いしますと懇願するでしょう」 (アレックスが俺を必要としてくれるんだ……!) ウェポンブレスの所在を聞いたブライアンは教会を飛び出した。 (省略されました、わっふるわっふる) |
|
管理人コメント: r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ . 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i i′ ___, - ,.=-一  ̄l:::::::::::::::l . ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前のSSスレじゃねえんだ レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ エディタのテキストボックスにでも書いてろ :ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ ::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ ::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な! :::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::/// :::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ / |
|
ダウンロード(11.7MB) / 感想掲示板 | |
前の作品 / 次の作品 / TOPへ戻る |